セパレートグリップをストレートグリップにしてみた

金木犀

2017年03月29日 00:19

ふむ。
いつだったっけなぁ 傷を 濡らした あの日も
セパハンをカンタンにストレートグリップ化するよーとか言って
http://heavensdoor.naturum.ne.jp/e2880621.html
だいぶ前にストレートグリップにしたというのにまだ書いてなかったという・・・

ではまいりましょう。



今回はスペック上の軽量化に欲を出してシャクリにくい仕上がりなセパレートグリップのショジギングロッド、SXJC-1032H80-KRをストレートグリップにしてみようと思う。



用意するもの  …のサイズを決める


今回はセパレートグリップ間にEVA(もしくはコルク)グリップを追加してストレート化するので、
径を合わせるために現状のグリップ(追加するグリップとつながる部分)のおおよその径と長さを計測しておこう。






用意するもの




・カッター
・サンドペーパー
EVAグリップ
シュリンク(熱収縮)チューブ(グリップ用が手っ取り早い。当然だがグリップより大きな径を選択しよう)
・隙間テープ(ドアや網戸のサッシに用いる細長く薄いスポンジに両面テープがついたもの)
など



ザックリとサイズ合わせ



時には思い切りも必要だ。
迷わず刃を入れていこう。


切断面はペーパーできれいにしておく。
本当は一本のEVAに作成したかったが、微妙なサイズ合わせがめんどくさいので丁度良い径の部分をニコイチで作成した。


で、おおよそのサイズが出ているか確認。
大きければ微調整し、小さかったら後で誤魔化してしまおうw


今回エポキシモリモリ部は省いてみた。勿論ニベア青缶は必要ない。



せっかく作ったけど切るぞなもし




ここまできたらもうおわかりだろう。
まぁそうゆうことです、切れ込みを入れていく。



ハメる!




ロッドを握ったときに切れ込みが下側になるように嵌める。
ちなみにこれは悪い例である。エポキシモリモリ部分には隙間テープを巻き巻きするが、もっとキツく硬く巻きましょう。


と実は当初はこうする予定だった、
隙間テープぐるぐるキツキツ巻きならもっと簡単だろうと・・・


ということで、
ついでといっては何だがバリスティックベイトに100均の隙間テープをぐるぐる巻いてみた。



熱収縮チューブで締めこんだら出来上がり




EVAグリップ追加のSXJC-1032H80-KRと隙間テープぐるぐる巻きのバリスティックベイトに
シュリンクチューブを被せたの図&熱して引き締めたの図。



副産物としてグリップエンドがどことなく卑猥な形(とテカリw)になるというオマケ付きです




勿論、熱収縮させる際には気を付けましょう。



まとめ




超カンタンにストレートグリップ化するなら、隙間テープぐるぐる巻きにシュリンクチューブで。
加工の手間がかからず比較的安価にでき、上手く巻けば厚みも出せる感じにはなる。
ただ、はじめのうちはいかんせん熱収縮させてみないとわからないというデメリットがある。

追加グリップを嵌める方は、多少の加工時間の手間というデメリットはあるが(それでもグリップバラして新しいグリップ付けて…と比べれば遥かにカンタンだ)
熱収縮前とほぼ同寸法になるため失敗しにくいというメリットがある。



勿論多少の重量増にはなるが、シャクリにくさは解消され
何より見た目が(ストレートグリップ好きなら)良くなるのでやってみる価値はあると思われ



まぁあれだ。
こんなやり方を真似する人がいるかどうかは微妙だが、
あの(この)ロッドがストレートグリップだったらなぁ~と指咥えて諦めずに
やってみたら(どんな方法だろうが)意外と出来ちゃうもんだよ~というニュアンスを感じて頂ければ書いた甲斐があったってもんであります d(ゝc_,・●)








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