ダイソージグのなんちゃらかんちゃら

金木犀

2017年03月21日 20:24

ここのところ釣りに行けない、行っていない。。
行く気がないわけではないのだが、
仕事も忙しいし家のことも忙しいし〇〇病院の先生には動きすぎ注意って言われる始末なわけで・・・


とまぁ、こんな時なんで
みんな大好きダイソージグのことでも書いてみようかの。

ダイソージグを普段からお使いの方には、何の変哲もない記事であることを先に述べておくとする。

ヒラヒラとかブリブリとかバタバタとかヌルヌルとかいう擬音を用いているが、
アクションに関しては個人的主観であることをご承知いただきたい。

また100均ジグに拒絶反応的な感情を抱く方には、このページを直ぐに閉じたほうがよろしいかと。





二種類あるダイソージグのバリエーション


どちらも108円のメタルジグであることには変わりはなく、
元祖ダイソージグである「ジグベイト」と、近年追加された「ジグロック」が存在する。

ジグベイト


長年(というほど長くはないが)ダイージグ、100均ジグとして不動の地位に君臨する「ジグベイト」。
そのパッケージのチープさ、造りの粗さも元祖と呼ぶに相応しい108円ジグである。


がしかし、侮るなかれ。
今もジグベイトを使用する猛者共に愛され続ける理由は
ややリアバランスボディから繰り出されるジャーク時のキレに抜群の飛距離、
ただ巻きでもヌメヌメとウォブリングして泳ぐスイムアクションと、
一線級のメタルジグにも(たぶん)見劣りしないその性能があるからこそかも。

主な使い方はジャカジャカ巻きやテンポの速いワンピッチジャークなど、速めの釣りに合っているだろう。


カラーはブルー、ピンク、オレンジの3色。
生産の不安定さからか、時にオークションで倍額以上で取引きされることも。
地域にもよるだろうが、40g・28gが比較的売り切れになりやすい。

ジグロック


人気の100均ジグに昨年新しく仲間に加わった「ジグロック」。
超チープなジグベイトのパッケージに対し、力の入れようが感じられるパッケージで登場。
ちなみに塗装も下地処理の工程が増えて、コストアップしていると思われ。

リアバランスのジグベイトに対して、センターバタンスでジグロックを発売したところにも、
大創産業のやる気がうかがえる(気がする)。


アクションはジグの形状からも見てとれるように、ヒラヒラとした木の葉フォールに
ただ巻きではバタバタ系。
ジグベイトがヌメヌメヌルヌルなウォブリングをするのに対し、ジグロックはバタバタとスイング寄りのスイムアクションであると感じる。

主な使い方はゆったりめのワンピッチや大きなリフトアンドフォールなど、縦の動きを重視した釣りやスローな釣りが得意だと言えよう。


カラーはブルピン、シルバー、グリーンの3色。
尚、シルバーとグリーンが5個ずつブルピンが2個入りのアソートなので、必然的にブルピンが品薄状態である。

常にグリーンが売れ残っていたりするが、フラットフィッシュにはむしろグリーンが一番合っている気がするし、青物だってシルバーでも勿論釣れる。
品薄なものを崇拝する心理は、我々日本人ならではなのだろう(笑)

ただこちらはジグベイトほど品薄にはなりにくいので、ブルピンがどうしても欲しければ、
シルバーのジグロックを買って青とピンクのマジック(ペイントマーカーはNG)で塗りなはれ

でもリング・フックがクソなんでしょ?


まったくもってその通り。
だって100円デスもの( ・∀・)
リングとフック(フックは研ぐものと仮定して)を純正のまま使うならば、どんな魚種でも40cmを超えると厳しいのは評判通りである。


リング・フックを要交換とすると、リングに20円~30円程度、市販フックに80円~のコストがかかり、実質爆安ジグではなくなってしまう。

という理由で毛嫌いしている方がいるならば、
自作アシストフックでコストカットしよう。
アシストフックの作り方はググればゴマンと出てくると思うのでここでは割愛致すとする。


バリューパックの針など、使用材料を工夫すれば10円台〜20円そこそこで作ることも可能だし十分爆安ジグの称号に値するだろう。

「いやマジ細かいのムリなんですけど・・・」
って方はネットオークションやマケプレなどで自作アシストフックが販売されているので、それらを使用すれぱ市販のフックよりも明らかなコストカットになるはずである。


まとめ


108円でメタルジグが買えて、しかも何処ぞのメーカー製のジグよりも釣れると評判のダイソージグ。
実際にはより根回りを攻めることができたり、ガンガン使えるといった108円だからこその副産物的要因が、全国ダイソージグユーザーの釣果を上げているのでしょう。

ただしラインナップは、
ジグベイトが18g・28g・40g(くらい)、
ジグロックが20g・28g・40g(くらい)と多くはなく、ライトショアジギングまでしか対応できないのが惜しいところ。

60g以上を揃えたらダイソージグユーザーに賞賛されること間違いないでしょうが、
現時点ではほぼジグベイトと兄弟機と言えるドラッグジグで補うほかにありません。
(値段が上がっても特に上位互換というわけではない)



何はともあれこの値段でしかも釣れると評判のダイソージグ。
とりあえず2、3個買って、シーバスルアーのボックスの片隅に入れたり、投げ釣りの片手間にジグ投げたりとか
入門や初めてのメタルジグにはこれ以上ないジグだという事実に間違いないですぞ。


ダイソージグが売れに売れれば、いつの日かライトロックにも使えるマイクロジグ〜ガチショアジギングでも使える100g台のジグまで、ラインナップが揃うかもしれないよ(ノ∀`)タハ





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