ベイトシーバスのウソ・ホント Part 1

金木犀

2016年02月24日 06:00

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ベイトタックルを用いたシーバスやヒラメなどのソルトルアーフィッシングについてf(´-`;)

巷に溢れたベイトタックルについての情報を、「ウソ」「ホント」にぶった切ってみるよ


それではイッてみよう!
ベイトシーバスの「ウソ」・「ホント」 Part 1

Part 2 はこちら






1. スピニングと変わらない飛距離です



――――> ウソ

よく「飛距離もスピニングに比べてほとんど変わりません!」とか書いちゃってるブログとかありますが、
んなわけあるかいΣ(´∀`;)
「ほとんど」というのが逃げ道ですね。

まぁまったく同じロッドにリールを載せてキャスト比較をすることは事実上不可能(自作を除き)なので、全否定はできませんが
使用ルアーなど「特定の条件下」でスピニングと飛距離が変わらない(若しくは超えることも)場合もあるというのが実状でしょう。

わたしのキャストではサイレントアサシンが7色超えませんし(7色出ても糸フケやら何やらありますので)現実的には対スピニング比10%減といったところですかね。






2. 飛距離が絶望的



――――> ウソ

上記内容と矛盾するようですが、もしも飛距離が絶望的なら誰も使わないでしょう。
ある程度タックルに慣れれば、大河川の流心でもない限り実釣で飛距離不足となることは無いレベル。

その先を攻める為に圧倒的な飛距離が必要だとお考えの方には、きっとスピニングのほうが合っています。

まぁ隣のスピアングラーよりも飛ばす気持ち良さはありますがね。
(その労力をスピニングタックルで使えば更に飛ぶのでしょうけど…)






3. 感度が良い



――――> ホント

リールフットを指の間でしか触れることのないスピニングに比べ、
ボディを丸々包み込んで握り、ラインをダイレクトにそのまま平行で巻くことのできるベイトタックルの感度が良いのは容易に想像がつくでしょう。

あ、ちなみにわたし一時期モアザンAGSを使っていたんですけど、
流れが強いエリアでは感度が良すぎて気持ち悪いと感じていました。
元々感度が優れているベイトタックルにプラスして、高感度至上主義的なロッドとなると人によっては情報量が多すぎて不快に思うかもしれません。






4. 巻き上げる力・トルクが強い



――――> ホント

その構造上、巻き上げ力・巻き取りにおける力強いトルクは、(トルクだとかパワーだとか馬力だとか難しい話は割愛します。気になったらググってね)
引き重りの大きいルアーのリトリーブは勿論、あのダルいダウンでの回収もスピニングリールよりも遥かに楽ちんで疲労軽減( ´∀`)

たとえギア比5.8のスピニングとギア比7.3のベイトを比べてもである。

単純すぎるけど、ベイトのハンドル長さ2倍にしたスピニングのハンドルであの巻き重りですからね…






5. ドラグがクソって聞くけど・・・



――――> ホント だけどクソってほどじゃない。

スプールに直接ドラグワッシャー(ドラグ板とかドラグディスクとか)が触れているスピニングに比べて、
メインギア(ドラグワッシャーはココに隣接)→ピニオンギア→スプール
というドラグが効くまでに段階を踏むベイトリールは、当然その作用がスピニングに劣ります。




しかしながらスピニングタックルに比べて
『太糸が使える→ドラグ締め込む→ドラグに頼らない』といった図式となるので(個人差ありますが)
極端なライトライン使用時を除けば、
少なくともクソってほどのドラグと感じることはないでしょう。

シーバスは強引にやったら身切れしたりバレるでしょってよく言われますが、
タックルバランスが合っていれば大差はないと思うのね。
わたし的にはドラグの代わりとなるような懐の深い、それでいて曲がってからが強いロッド(曲がって強いという相反する特性をバランスよく持ったロッド)を使うことで、その辺りの問題は解決するのではなかろうかと。
そんなロッドに出会うまでが大変なんだけども

要するにだね、
高負荷なドラグでのダイレクトなやりとりは
スピニングとはまた違った愉しさで興奮度倍増なのですよ(*´ω`*)


つづく
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Fishman ベンダバール 89M




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