夜家に帰るとそこには妻と若い男の姿が。

金木犀

2014年11月11日 22:19

ある雨の日の夜



仕事が早く終わり普段より数時間ほど早い帰宅をすることとなった。
妻も喜ぶだろうと心弾む僕は、少し離れた駐車場に車を停めた。


駐車場からふと玄関が目に入る。





そこには青いストライプのシャツを身にまとった若い男の姿。
玄関前でその男と何やら話している妻は、どこかモジモジしているようにも見て取れる。

妻は僕の姿に気がついたのか男から何かを受け取り、玄関から奥へとそそくさと戻って行った。
男もどこか急いだ様子で自分の車へ戻っている。



男はいつも来ているのか?
まさか不・・・いや
人の愛妻に。まさか僕のベッドで・・・


激しい憤りと、でも少しだけその光景を観てみたいと思ってしまっている自分に罪悪感を抱く



不安と緊張を感じながら、僕は乗っていた車を降り家へと入っていった。
寝室を横目でチラッと見るも、まずはそのまま妻の元へ


いつも以上に襟元の開いた妻の姿に鼓動が高鳴る僕が切り出す。




「ただいま。」




「おかえり、今日は早いね」



妻が何事もなかったかのようにそう言うと、僕は物陰に置かれている先ほど妻が受け取った物に目が行った。

そこには細くて長い棒状の物が置かれている。



箱に覆われているため、はっきりとはその物の姿を見ることができない。



(何かに使うのだろうか)

心の中でそう思ったが、



「コレは?」

僕はそれとなく妻に切り出した。




妻は少しうつむき



「あ、コレ?」


間があいた直後、







「竿届いたよ〜♪」






へ!??








キタ━━(゚∀゚)━━ッ!!!!!!!
いつもの佐川おやじからイケメン佐川男子になってたYO―っ!!







ベイトラテオぉぉぉ〜〜〜っ!!





ららららてぃお〜〜ヽ(゚∀゚=゚∀゚)/キチャッタヨ-!!!!!!







たかが2万くらいのロッドでこんなに引っ張ってしまってすみませんでした。
こんなくだらないブログに貴重なお時間をとってしまい申し訳ありません。


次回、開封の儀へ続く


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