幻の魚

金木犀

2016年09月16日 06:00

先週末、朝の小一時間ほど釣りに行くと…
そこは住民よりも多いであろう、
人、人、ヒトの山。

湾奥ならぬワンオク目当てのキッズどもの勢力は、
そう広くはない湖上の道路を、車道にまで大挙して押し寄せる波の如く歩いております。
いやいや、まさか夜明けそこそこの朝方からこんなにも人を見るなんて思ってもなかったよ。


さて、
例の如く朝のプライムタイムは何もナシタイム。
世の中のイクメンアングラーの方々のように限られた時間で釣るってーのは、難しいもんですね。


ってーことでそんな不甲斐なさから夜釣りにも行ってしまったわけです

して珍しくお誘い頂いた方とこれまた珍しく湖奥の方へと向かいます。
(しっかし水くせーな)とか思いながら潮目打ちしてたりすると、程なくして私のルアーに反応が。

うむ、もの凄い強烈な何かが掛かった模様


ドラグを締めては緩めての繰り返し…

「なにコレ?巨ボラ?エイ?はたまた巨鯉?」

Answer1:ボラの様な無機質な引きではなく、
Answer2:重いか走るか貼り付くかだけのエイとも違い、
Answer3:塩分濃度から鯉という選択肢も消え


ということは、
アレか・・・


「浜名湖でも毎年角立て網に入る稚魚が確認されているあの魚か?」
「浜名湖でも数年前に50cm近い成魚も捕獲されたあの魚か?」
「浜名湖でももはや都市伝説級ではあるが5年か10年に一度くらい、‘‘‘浜名湖で○○釣った!’’’とか耳にするあの魚か?」


まぁそんな邪念を悟られたのか、フッと抜けるお決まりのパターンだけどさ…

新品#4フックがズタボロです

バレた後なんて、時間と共に膨らみ過ぎた妄想になっていくのは釣り人の性。
それでもそんな夢物語という妄想が、100%妄想かって言うとそんなことはなく、
数%でもその可能性はあるのです(*´∀`)




浜名湖でもアイツが釣れるかもしれない、
釣れないとされている水域でアイツが釣れるかもしれない、
そう想像することができるだけでもロマンを感じずにはいられないですね。


あなたにおススメの記事
関連記事